当院では、保険内診療、保険外診療の区別なく、
全ての治療でマイクロスコープを用いています。
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手術室用
メーラー社製
ユニバーサ -
一般診療室用
YOSHIDA社製
ネクストビジョン -
一般診療室用
メーラー社製
ユニバーサ -
一般診療室用
グローバル社製
G6
マイクロスコープは、全ての診療室に設置しています。
マイクロスコープを使用することで、診査診断やメインテナンス時により精度の高い処置が可能です。
必要最低限のむし歯の除去は、マイクロスコープで慎重に行います。(保険適応)
むし歯を除去し、コンポジットレジンを充填しました。保険適応。約900円の負担金です。(3割負担)
強度的にはやや劣る材料のため、長期的には変色、脱離、破折、摩耗を起こす危険性があります。
特に審美治療においては、マイクロスコープは必須です。セラミックの詰めものも形成、形取り、装着、全てにおいて精度を高く行うことができます。(保険外診療)
セラミックインレー 1歯33,000円〜44,000円 です。
痛みがある歯で、一見異常がないように見えてもマイクロスコープで観察すると、歯に「ひび」が入っていることがあります。
歯の後ろの面にひびがあり、神経まで到達していました。ひびが根の深いところまで到達している場合は、残念ながら抜歯が必要になります。確定診断には、マイクロスコープは必須です。
神経の除去の場合は、抜随処置で約2,000円の負担金です(3割)
その後数回の根管処置と被せものの作成が必要になります。
抜随処置が失敗すると、咬んだときの痛みが出たり、感染を起こしたりすることがあります。
抜歯の場合は、約1,000円の負担金です(3割)
数日の痛みと腫れが予想されます。抜歯後の欠損補綴処置が必要になります。
ごく小さい神経の露出で神経を取らず、温存することもあります。(保険適応)
直接覆随処置は約400円の負担金です(3割)
その後被せたり詰めたりする処置を行います。後日痛みが出り感染を起こした場合は根管治療を行う事もあります。
歯の神経に炎症をおこしたり、根の先端部に膿がたまる病気で、直径0.1〜0.2mm程度の根の中をマイクロスコープで見ながら、洗浄・消毒していく治療です。(保険適応)
感染根管処置は約1,200円の負担金(3割)、根管充填は約1,210円の負担金です。感染根管治療の成功率は70-90%と言われており、予後が難しい治療です。
現代の根管治療は、マイクロスコープ無しでは不可能と言われています。
根の中からの消毒だけでは不十分な場合は、外科的に根の先端を切除する方法を取ります。(保険適応)
歯根端切除術は約9,350円の負担金です。事前にCTを撮影(約3,850円)することが多いです。術後数日間痛みと腫れがやや強めに出ることが多いです。
根の中に以前の治療の失敗である破折器具が残っていました。破折器具のさらに奥の根の先端に炎症を起こしています。マイクロスコープを使って、破折器具を除去しました。(保険適応)
根管内異物除去は約660円の負担金です。マイクロスコープを用いても難易度の高い処置のため100%の成功率とは言えません。その後通常の根管治療と被せものの処置は必要になります。
根の深い所に付着した歯石を確実に除去するためには、マイクロスコープは必須です。(保険適応)
スケーリングルートプレーニング 1歯につき約352円〜の負担金です。通常複数本を同時に行い、痛みがある場合は麻酔を併用します。外科処置ではありませんが、歯肉からの出血を伴うことが多いです。
また、歯周病にて下がった歯茎への移植もマイクロスコープがあるからこそ達成できる手術です。(保険外診療)
根面被覆術 保険適応外 55,000円
上顎から歯肉を採取し移植を行います。採取した上顎からの後出血に注意が必要です。術後のブラッシングがうまくいかないと失敗することがあります。
審美治療とは、歯周病、むし歯の予防を達成し、天然歯の差し歯やインプラントを適切に使用することで、歯ぐきや骨の量、形態をコントロールし、健康でかつ美しい口元とお顔を達成するものです。
マイクロスコープを駆使した技術と、生物学、材料学、口腔機能学全ての知識が必要とされます。
1本のインプラントと3本のオールセラミック冠を装着しています。
全て保険外診療で、約88万円の費用がかかっています。
長期的には歯肉の退縮により審美性が損なわれる場合があります。ごくまれにセラミックの破折、脱離が起きる場合があります。