コラム

自分の抜歯

昨日、友人に自分の歯を抜歯してもらいました。 25年前に抜髄(むし歯で歯の神経を取ること)したのですが、何回か根管治療(神経をとった根の中をきれいにする治療)を行っても、根管が閉鎖していてどうしても拡大することができず、そのまま冠をかぶせていました。 その歯が10年ぶりにうずきだし、写真を撮ってみると根尖病巣が大きくなっていました。 もう再根治はあきらめて抜歯を決意しました。 opg.jpg  46-before.jpg  46-after.jpg  治療は100%うまくいくものではないということを痛感しています。 例えば、根の治療もうまくいくことのほうがもちろん多いのですが、成功率は100%ではありません。進行が大きいほど、治療の成功率が下がっていきます。 いかに初期の段階で進行を止めれるか、もしくはむし歯、歯周病の発症そのものを予防できるかがとても大切です。 ぼくのように残念ながら抜歯にいたった場合でも、安易に両隣在歯を削ってブリッジにすることはその後のむし歯、歯周病のリスクを大きくしてしまいます。 選択肢に優先順位をつけるなら ①インプラント>②入れ歯>>>>>>③ブリッジ となります。 ぼくの場合はもちろんインプラントを選択します。 3ヵ月後にオペの報告します。(^_^)v