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色々な講演会やレクチャーを受けていると、講義中に出てきた症例が、実は「有名人」だったということがあります。 先日雅姫さんのハグオワーの話を書きましたが、 雅姫さんのブログの中で、彼女自身がインプラントの手術を受けたと書いてありました。 http://www.hugowar.com/masaki/diary_200705.htmlの5月12日分です。 有名人が、自らのインプラントオペの経験をブログにアップするくらい、 インプラント治療も一般化しているのだなーと、ある意味感心しました。 個人的にはどのような状態で、どのような処置を受けたのか知りたいところですが、さすがに口腔内写真は載せないでしょうね (^^)
現在、審美部位(簡単に言うと前歯)のさし歯に使用される材料は、金属を使用しないオールセラミックが主流となってきています。セラミックの最大の利点は、歯周組織への親和性です。 審美歯科という言葉も誤解されることが多いのですが、ただ色が白ければ「審美的」といった発想は誤りといえます。歯の周囲組織(簡単に言うとはぐきと骨)の健康が保たれ調和した状態に美しさが出てきます。セラミックを入れるだけ、ホワイトニングを行っただけで「審美的」になることは無いでしょう。 症例  50代女性 不適合のさし歯、充填物に伴った高度の歯周炎を認めます。数ヶ月の歯周炎の治療後、臼歯にインプラント、前歯にオールセラミッククラウンを装着しました。 術前 allceramic01.jpg 歯周炎の治癒後、臼歯部にインプラントを埋め、そこから採取した結合組織を前歯の歯間乳頭に移植しました implant.jpg  connectivetissue.jpg 作成したオールセラミッククラウン allceramic02.jpg 装着直後allceramic03.jpg装着3ヵ月後allceramics04.jpg 特に結合組織移植を行った歯間乳頭の形態の変化は 術前  papilla01.jpg  直後  papilla02.jpg  3ヵ月後 papilla03.jpg 装着直後より、3ヵ月後の方が歯肉が安定しているのが分かると思います。 今後もよりよい形態へ安定していくと予想されます。
歯科医の仕事はもちろん診療行為そのものがメインなのですが、そのための準備にかなりの時間を割いています。特にインプラント治療を行う場合、そのプランニングがとても大切になります。 ただ欠損部にインプラントを入れるだけではありません。欠損にいたった原因を考え、いかに欠損の拡大を防ぐかを考慮します。 そのために、 上下のかみ合わせ、残存している歯の評価(抜くか残すか)、欠損部の骨量、骨質、軟組織の量、質、インプラントの本数、配置、手術方法、期間、費用、治療中のかみ合わせの確保、長期的予後、そしてなによりも患者さんの希望、などをトータルで考え、もっとも好ましい結果が得られる方法を提案します。 これは、手術そのものより難しいものがあります。 患者さんは、インプラントによる固定性の歯を希望して来院されました。後期高齢者ですが全身状態はきわめて良好です。大きな治療は今回を最後とし、治療終了後は簡単なメインテナンスのみにする必要があります。 まず、下顎のインプラントを優先する方針としました。 単純に考えれば、両側の臼歯に2本ずつ埋入し、前歯はブリッジでよいかと思います。 しかしレントゲン及びCTの所見で、右5番の位置にあるオトガイ孔のアンテリアループが枝分かれし、かなり歯槽頂近くまで走行しています。 WS000010.JPG 左5番部はオトガイ孔上部の骨密度が極端に悪くなっています。 WS000000.JPG  両側とも6,7番には十分な骨量があります。 左右1番の欠損部は水平的な骨量が不足しています。舌側に深く埋入すれば、骨内にインプラントを入れることができますが、残存歯とのポジションは大きくずれると考えられます。もしくは唇側に骨移植を行う方法も考えられます。 WS000111.JPG WS000011.JPG   残存歯を見てみると、 右4番は大きな補綴物が装着され、残存歯質は極めて少ないです。 右2番は歯根が短く、左2番は歯根は通常の長さですが近心のマージン部に2次カリエスがあるようです。 このケースで、どの歯を残し、どこにインプラントを配置し、どのような補綴物を作成するのがよいのでしょうか。 インプラントを手がける先生たちのご意見をお待ちしています。 僕と患者さんの選択は、近く手術後の写真と共にご報告します。
東京歯科大臨床教授,千葉県アイティーデンタルクリニック院長の飯島先生の講演会に行ってきました。インプラントでとても有名な先生ですが、今日のテーマはオールセラミックでした。 金属アレルギー、生体親和性、審美性、精度の向上、などの理由により、メタルフリーであるオールセラミックが間違いなく今後の主流になると考えられています。 さし歯を作る方法は、長い間 「ロストワックス法」 が主流です。 歯の型を取り、模型を作り、ワックスにて歯の形を新たに作り、そのパターンを鋳型にして、溶かした金属を流し込む。という方法です。 従来のセラミック冠と呼ばれるものも、このような方法で金属の歯を作り、その上にセラミックを焼き付ける「陶材焼付冠」と言うものです。歴史のある確実な術式ですがクラシックな方法であることも事実です。 オールセラミックは、文字通りセラミックスのみで、金属はまったく使用しないものです。 ワックスで鋳型を作るのではなく、スキャナーで歯を読み込み、コンピュータ上で補綴物をデザインします。既成の高密度で均一な組成のセラミックブロックを削りだし、補綴物を作成すると言うものです。 いわゆる「CAD/CAM」と呼ばれるものです。 セラミックも「ジルコニア」というスペースシャトルにも使われる強度の高い材料が臨床に使われはじめました。単独歯のみならず、長いブリッジやインプラントにもジルコニアが使われています。 ジルコニアボンドブリッジとメタルボンドブリッジの比較写真です。          zirvsmb.jpg 臨床例はこちら
4月8,9日の二日間、大阪にて「ITIエスティックアドバンスコース」を受講してきました。 アメリカ、フロリダ大学のモートン教授による、前歯部インプラントの審美性についてのコースでした。 1歯欠損から、無歯顎ボーンアンカードブリッジの審美性まで多彩な症例を見せていただきました。 最近でた「ITIトリートメントガイド」にも載っているエステティックリスクアセスメントに沿って、事前に治療におけるリスクを事前に正確に評価する重要性を、モートン先生はとても強調していました。 非常にアメリカ的な合理的な考え方で、とても新鮮な講義でした。模型でのハンズオン(実習)もあり、とても充実した2日間でした。 morton.jpg 1日目の夜は難波のスイスホテル(なにやら高価そうなホテルでした!泊まったところはもちろん別のビジネスホテル・・)にて、懇親会があり、記念写真もとらせていただきました。 swisshotel.jpg ミーハーな僕は、講義終了後、モートン先生のサインをいただきました。 これで、この本は気合を入れて読むことができます。 sighn.jpg Dear Dr.Yoshitani with kind regards Dean Morton と書いてあります   (^_^)v
ずーっと前になりますが、インプラント治療には骨の移植が必要という話をしました。 具体的な症例をお見せします。 患者さんは40歳の女性。歯ぎしりが強く、上の糸切り歯の根が折れてしまいました。 PIC00108.JPG 抜歯を行い、インプラント埋入を行いました。抜歯後、外側の骨の吸収がおきるため、理想的なポジションにインプラントを埋入しようとすると、インプラント体が骨から飛び出てしまいます。 singletooth01.jpg  singletooth02.jpg インプラントが骨から露出した部分に骨の移植を行いました。 singletooth03.jpg インプラントと骨が結合するまで3ヶ月待ったあと、アバットメント(土台)を立て、オールセラミック冠を装着しました。 singletooth04.jpg  singletooth05.jpg   singletooth06.jpg 骨の移植の技術があるからこそ、理想的なポジションにインプラントを埋める事ができ、前歯のような審美性が必要な部位にもインプラントを応用することができます。 今後も随時症例をご紹介したいと思います。
僕は大学を卒業後、補綴科というところで研修を受けていました。義歯とインプラントの研究をしていた講座です。しかしながら、大学病院に居た頃はインプラントはまだ症例は少なく、インプラント研究のヘッドの先生(現教授)がほぼインプラント症例を診ていて、僕は義歯の患者さんがほとんどでした。それから十数年、自分自身もインプラントにかかわるようになり、自分の一連の症例をまとめて、恩師や後輩たちの前でお話しすることができたのはとても名誉なことでした。 また、研修医時代に臨床の基礎を叩き込んでくれた野谷助教授には、在局中のような鋭い指摘を受け、一瞬たじろぎ、「あー、大学時代はこんな緊張感があったなあ」と、ちょっと懐かしい気持ちにもなりました。 lecture.JPG  party1.jpg 講演終了後には、懇親会の席で教授より感謝状もいただきました。ありがとうございました。 ゆっくり仲間たちと話をしたかったのですが、翌日東京での研修会があるため、同門同期の上浦先生とともに飛行機に乗り(もちろん酒飲みながら)、有楽町に着いたのは日付が変わる頃でした。 yuurakutyou.jpg つづく・・・
今週末、北大の第1補綴講座(現在はなにやら難しい名前になっています)の同門会にて、インプラントについての講演を行う予定です。 昨晩その打ち合わせで、久しぶりに大学に行きました。診療が終わった後なので、夜の9時に医局に集まり、座長予定の先生たちと大まかな打ち合わせをしました。夜中の12時に夕食となりました。そのせいか、今日は一日目がしょぼしょぼしていました ^_^;   こんな話をする予定です      Decision making and treatment plan                                             MASAZUMI Yoshitani D.D.S                       Yoshitani dental clinic ①Necessity of implant     Concept of cariology   Limitation of conventional restorations ②Decision making of implant   Implant or FixedPD or Removal PD ?   Advantage and disadvantage ③Importance of diagnosis   Restoration-driven implant placement ④ Surgical aspect of implant (bone management)    clinical case #1           single defect in anterior site with GBR procedure (Video)           canine guidance of implant   clinical case #2           multiple defect in posterior site with ridge expansion and sinus floor elevation procedure           full mouse re-construction with implant インプラントと他の治療法の比較、インプラント治療の診断法、埋入時の手術テクニックについて、症例写真、ビデオを使って解説しようと思っています。
インプラントとは、失われた歯を回復するために植えられるものです。それを考えると、歯の根がもともとあった位置にインプラントを植えるのが理想的といえます。しかし抜歯にいたった理由を考えると、歯周病であれ、むし歯であれ、根が折れてしまったのであれ、根を支えている周りの組織(骨)に炎症を起こし害を及ぼすから歯を抜く必要が出てくるわけです。抜歯後の骨の形態は、健康な歯が残っていた時とはまったく異なり、理想的な位置にインプラントを入れることができるケースは、残念ながらほとんどありません。 fistel.jpg fracture3.jpg 写真は、外傷により歯が折れてしまった患者さんです。ぶつけてから1週間後に抜歯、すぐにCTを撮影しました。 afterextraction.jpg   beforeextraction.jpg 左の写真が抜歯した部分のCT画像です 根が折れた部分の骨が吸収してなくなっているのが分かると思います。歯を支えていた外側の骨は、おそらく1ヶ月以内に吸収されなくなってしまうでしょう。 右の写真が、健全な隣の歯のCT画像です。このようなもともと歯があった位置にインプラントを植えるのはおそらく不可能です。 幅が足りなくなったところにどうやってインプラントを植えるのでしょうか? そのテクニックがGBR(guided bone regenaration)といわれる方法です。 続きは次回に・・・・!(^^)!
ちょっと前に、友人数名とお酒を飲む機会がありました。歯学部を出た後医学部に入りなおし、現在形成外科医をしている友人も参加していました。最近みんな髪が薄くなってきたという話題になったのですが、その形成外科医いわく、確実にはげを治す方法は髪の毛を移植する方法だと力説していました。1人前頭部が完全になくなっている友人も居たのですが、後頭部の髪を前頭部に移植を行えばよいそうで、「どうだ、やってみないか?」と真剣に誘っていました ^_^; 髪の移植は形成外科に任せるとして、歯科医が行うインプラントの手術には骨の移植を同時に行うことがほとんどです。GBRといわれるテクニックです。 解説は次回に・・・・・。
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