オールセラミックと軟組織
- Date
- 2007-05-19 (土)
- Category
- インプラント
現在、審美部位(簡単に言うと前歯)のさし歯に使用される材料は、金属を使用しないオールセラミックが主流となってきています。セラミックの最大の利点は、歯周組織への親和性です。
審美歯科という言葉も誤解されることが多いのですが、ただ色が白ければ「審美的」といった発想は誤りといえます。歯の周囲組織(簡単に言うとはぐきと骨)の健康が保たれ調和した状態に美しさが出てきます。セラミックを入れるだけ、ホワイトニングを行っただけで「審美的」になることは無いでしょう。
症例 50代女性 不適合のさし歯、充填物に伴った高度の歯周炎を認めます。数ヶ月の歯周炎の治療後、臼歯にインプラント、前歯にオールセラミッククラウンを装着しました。
術前

歯周炎の治癒後、臼歯部にインプラントを埋め、そこから採取した結合組織を前歯の歯間乳頭に移植しました

作成したオールセラミッククラウン

装着直後
装着3ヵ月後
特に結合組織移植を行った歯間乳頭の形態の変化は
術前
直後
3ヵ月後 
装着直後より、3ヵ月後の方が歯肉が安定しているのが分かると思います。
今後もよりよい形態へ安定していくと予想されます。
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